めえ・でい おまけC
「何ですか、グウェンダル。あなたが続けて私の研究室に自ら足を踏み入れるとは、珍しいですね」
「それはそうだろう(もにたあにされるのだからな・・・・・・)」
「しかし、自ら足を運ぶとは何か用事ですか?私は今毒の発酵管理の点検中で今あなたをもにたあにすることには手が回りません。もにたあになりたければ後になさい」
「そ、それはだな・・・・・・そのこの前の魔動装置のことなのだが」
「ああ、「めえりんがる〜これであなたの亀きっと生えてくる〜」ですね?」
「そうだ、それはまだ使えるのか?」
「いっておきますが、あれはネコになったヴォルフラムだから言葉が分かったのであって普通のネコには使えませんよ」
「そうなのか?そ、その何とかふつうのネコちゃんに使えるようにはならないか?」
「あれは昔にあなたに頼まれて作ったものですから今のものより魔力の消費が激しいのでまた使うというのは無理でしょう。かつて三日三晩あなたが魔力を吸われ続けたことがあった後にしまって忘れていたから、この前は使えたのです」
「何とかならないか?」
「今改良を加えたら出来る可能性はゼロではありません。でも、魔力の消費は激しいでしょう」
「どれぐらい消耗するんだ?」
「ああ、どうしても使いたいなら一日じゅう魔力を充電後、改良を加えその後一週間魔力を吸収させればなんとできるかもしれません」
「それで出来るのか、それなら(ずい)」
「それだけではありません。ネコなどの小動物に波長を合わせるために何種類かの毒を調合した栄養剤を3日間一日三回飲み続けなければなりません」
「それで出来るのか!!(ずずい)」
「・・・・・・そ、それだけではないですよ。前述した毒を作るために毒の実験対象が必要です!!」
「それで!!それでにゃんこたんの言葉が分かるようになるのか!!!(ずずずい!)」
「ま、まだありますよ!!・・・・・・というかグウェンダル、今から嬉しそうに空中を見るのはおやめなさい。見ていて不気味です!!」
「他には!他にはないのかにゃんこたんの言葉が分かるための実験は!!?」
「・・・・・・う」
今までにない強烈な実験体志望に珍しくアニシナのほうが引きました。
今度こそ終わりです。