30 蜂蜜ちゃん
「なあなあ、コンラッド!
あんた小さい頃はヴォルフに『ちっちゃい兄上』って呼ばれてたんだって!?」
「・・・っぶ!なんだそれは、誰に聞いたユーリ!?」
「そうですよ」
「うわー、想像できるような、できなくもないような」
「想像しなくていい!コンラート、お前も余計なことをユーリに教えるな!」
「一体誰に聞いたんですか?」
「ツェリ様だよ・・・、そうだ!コンラッドはヴォルフのことなんて呼んでたの?今と同じ?」
「ユーリ!どうでもいいだろう、そんなこと!」
「そうですね、基本は名前ですけどまだ子供だったからたまには・・・」
「コンラート!!」
「えー、なんだよ教えろよ。気になるじゃん」
「子供への一般的な呼びかけとしては」
「コンラート、言うな。言ったらただじゃおかないぞ!」
「なんでだよ!・・・・・あー、言うだけ言って行っちゃった」
「そんなに気にすることないんではずなんですがね」
「よっぽど変な呼び名で呼んでたわけ?」
「いえ、ごく一般的なものです。・・・まったく、今呼ばれるわけでもないのに」
「へー、もう呼んでやんないの?」
「ええ、絶対に呼べませんよ。だって子供に対する呼びかけですから」
「ふーん・・・・・え、それって」
み、短い・・・・。切るの早すぎました・・・・・。そしてオチてない。
このサイトのユーリは不意打ちをかけられることばっかりです。こんなんばっかりです。
このサイトのユーリは驚き役が多くて何とも申し訳ないです。ごめん、ユーリ。