お題 5  背中















「ではあなたがおにーさんに婚約者を奪われた弟さんなの!?」


















今思えばとんでもない事を言ってしまった。弟さんはまだおにーさんに婚約者を奪われた事を知らなかったのに。知らないとはいえ残酷なことをしてしまった。

ニコラはこっそりと物陰からヴォルフラムをうかがった。砂漠を旅する必需品であるマントを被っているので分かりにくいが、明らかに不機嫌だった。さっきから足下の砂を蹴って砂まみれになっている。それが腹が立ったのか、力を込めて足下を蹴ると砂に足を取られてしまった。転んでますます砂まみれになっている。

ニコラは溜息をついて、空を見上げた。ユーリとグウェンダルを救うための旅について来たはいいが、ニコラはその間中ヴォルフラムから無視されっぱなしだった。原因は彼女の失言だった。

ヒューブ、あなたは今どうしているかしら?探しに行かない私を怒るかしら?あなたのことはとても心配です、でもあなたの大切な従兄弟さんとその恋人をどうしても助けたいのです。それに・・・・・・現在の問題が頭に浮かんでニコラの心に憂鬱な気持ちが浮かび上がっていく。



(ユーリとグウェンダルを助ける旅についてきたのはいいのだけど・・・・・・グウェンダルの弟で、ユーリの元婚約者さんを傷つけてしまうなんて)



彼はあのことをきいてから一人を除いて誰とも口を聞いていない。ニコラはなんとか驚かせてしまったことを謝って、彼には許して欲しかった。そして、



(何とか弟さんにユーリとグウェンダルの仲を認めてもらわないと・・・!)



と、固い決意を胸に秘めて機会を伺っているのだが、不機嫌なヴォルフラムには話し掛ける隙がない。
どうしよう、何とかして弟さんに2人の仲を認めて欲しいのに。(そんな仲ではない!byグウェンダル)。



「困ったわね・・・」

「ニコラ、どうしたんだ?」



びっくりして振り返ると、美しい魔族達の中で比較的きらびやかでないほうの魔族の男が心配そうに覗き込んでいる。ダークブラウンの髪に、一見ありふれた薄茶の、しかし実はとても稀な銀色の光彩を持つ瞳に浮かぶ穏やかな光。確かウェラー卿コンラートといったはずだ。 



「あ、コ、コンラート?な、なんでもないわ」



驚いて思わずどもってしまったがニコラは彼にとても感謝している。
ユーリとグウェンダルのことを教えた逃亡中ニコラをスヴェレラから連れ出し恋人であるヒューヴの祖国に連れていってくれてる約束し、ユーリとグウェンダルの救出の旅に同行できるように魔族の隊に強く頼んだのはコンラートだった。人間に対して強い悪意を向けるような兵は誰もいなかったが、それとなくぎこちなく接せられる中で彼は気兼ねしないで、色々と親切にしてもらっていた。

コンラートは人好きのする笑顔を浮かべて、よく気が付く彼らしく気遣いを忘れない。



「すまないな、身重の女性にこんな厳しい旅に同行させて」

「そんな、ユーリ達を助けるためなんだから。あたしだってもちろん行きたいわ」



わけのわからないままに巻き込んでしまった二人のことを思うと胸が痛んだ。今頃どうしているだろう。

せめて2人が引き裂かれていなければいいのだが、2人は駆け落ちもの鎖をつけられていた。捕まっていたとしたらユーリは寄せ場送りに、グウェンダルはいかにも魔族だから牢獄行きだろう。あんなに片時も離れようとしない間柄だったというのに(そんな間柄じゃないって・・・byユーリ)。



「酷い目にあっていなければいいんだけど・・・心配だわ」

「そうだね、でもニコラが無事でよかったよ。ユーリとグウェンはそう思ったんだろうから君を庇って逃がしたんだ。あまり自分を責めるものじゃないよ、君だって一人の体じゃないんだし」

「ええ・・・・・・ヒューヴにお腹の子の顔を見せるまでは死んでも死にきれないわ」

「その意気だ・・・・・・ところでニコラさっきも言ったが、ここで何を?」

「ああ、その、それが・・・・・・」



言いよどむニコラが指さした先では、砂の中から起き上がったヴォルフラムがいらいらと足下の砂を蹴っていた。



「弟さん・・・・・・えと、ヴォルフラムくんだったかしら・・・あら、年上の人こんなふうに言っちゃヘンかしら」

「いいよ、精神年齢は外見のままだから・・・ヴォルフがどうかした?」

「弟さんに謝りたくて。いきなり婚約者がおにーさんに奪われたなんて言ったから、とても驚いたでしょうし傷つけてしまったんじゃないかと思って・・・・・・でも、あたしと顔も会わせてくれなくて」

「ああ、なるほど。しかし、あの2人は別に」

「そして、何とかユーリとグウェンダルが真剣だってことを何とか認めてもらいたくて」



聞いていない。コンラートは「困ったな」と眼前で真剣な目をしてとんでもないことを言っているニコラにどうしたものかと首をひねった。言っても止められなさそうだ。しかし、その情熱とは裏腹に話はこじれる一方だろう。真剣なニコラが一途なヴォルフラムをどんどん誤解させていく光景が目に浮かぶ。きっと、とても怒って・・・・・・



(・・・・・・ユーリのために?)



ふと、急に何か寂しくなった気がしてコンラートは頭を振った。どうしたんだ、まだ弟離れが出来ていなかったとでもいうのか。最近はよく顔を合わせているせいで、気持ちがヴォルフラムを育てている頃に戻ってしまったのか?

それ以上そのことを考えることが何故かはばかられて、コンラートは意識を眼に真剣な光を一杯にしているニコラに戻した。ヴォルフラムとニコラ。この2人は会わせない方がいいだろう。しかし、なんとしても諦めなさそうなニコラを見つめ返すと「俺が話を代わりにするか」とコンラートは提案をした。



「じゃあ、俺がちょっと話してくるよ。ニコラはここにいて」

「え、そんな、私ちゃんとお話をして、弟さんに2人が真剣だって・・・」

「それは言わない方が・・・・・・じゃなくて、あいつちょっと気むずかしいところがあるから、慣れてる俺が伝えた方がうまく伝わるんじゃないかと。一応、兄だからね。このままじゃ話を聞いてもらえなさそうだろう?」

「そうだけど、でも・・・そうね。あたしは不用意に真実を言って弟さんを傷つけてしまったんですもの・・・。
じゃあ、コンラート、お願いするわ!どうか私が弟さんを傷つけてしまってごめんなさいといっていたと。そして、どうかユーリとグウェンダルは真剣だから、お願いだから2人のことを認めて欲しいと伝えて欲しいの!」



それはどう考えても伝えられた話ではない。が、とにかくニコラがヴォルフラムにすまないと思っていると伝えればいいのだから、そのことだけを伝えればいいだろう。多分。



「・・・・・・わ、分かったよ。伝えておく」



ニコラにここで待っているように頼むと、コンラートはヴォルフラムに向かって歩を進めた。

こちらに背を向けて座っているヴォルフラムの背中と近づいていくコンラートの背中を見比べて、物陰から2人を見守るニコラははらはらと様子を見守った。コンラートの手がヴォルフラムの肩に乗ると、振り返った顔にコンラートが何か言った。



「・・・・・・」

「・・・!!?・・・・・・・・・!!」



ニコラはぐっと拳を握って様子を見守った。ここからが正念場だ。何を言っているかは聞こえないが、とりあえずコンラートはヴォルフラムとちゃんと会話が出来ているようだ。ちょっとヴォルフラムの方は口調が激しい気がするが、コンラートは慣れた様子で笑っている。むくれた弟のフードについた砂を払ってやっている姿には2人の間柄がとても親しい者同士だという感じだ。よかった、何とかなりそうだわ。

ほっとしたニコラの前でコンラートは髪の中の砂まで取ろうとしているのか、ヴォルフラムのフードを下ろした。彼はそのままヴォルフラムの髪に手を伸ばし、そして・・・・・・























◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆






















「・・・そして、どうなったの?」

「どうなったって・・・決まっているじゃない!
ユーリ、あたしちっとも知らなかったわ。そうならそうといってくれればいいのに!」



「そうならそう」の内容がよく分からなかったが、おれは「あはは」と曖昧に頷いた。そんな話も少し懐かしい気がする。あのときはこうしてニコラと同じテーブルでゆっくり紅茶が飲めるとは思っていなかった。

ここは血盟城の魔王の寝室で、砂漠の空の下を旅した日々は少し遠のいていた。おれたちはスヴェレラの女性たちと共に帰国してから結構な日数が立っている。目の前でカップの前のお茶が冷めてしまうのに、眼をきらきらとさせて会話を続けるニコラも砂の国を花嫁衣装で駆けていったときと違ってグリーセラ家の婦人として認められていた。



「言ってくれれば、あたしだってあんなに弟さんにあなたたちの仲を認めてもらおうとしなかったのに!
あたしったらあのときは本当に慌てちゃって・・・・・・でも、すぐにユーリたちの仲がちっとも問題ないことが分かってほっとしたわ」

「へ、へー・・・いや、おれたちの仲とかはないんだけど」



ニコラは聞いていなかった。とにかく「よかった」を繰り返してニコニコと笑っている。おれもこのやりとりを何回も繰り返したあとなので、いちいち繰り返して「そんな仲はない」とは言う気になれない。

なにが「問題なくなったのか」とは訊かなかった。コンラッドとヴォルフラムは本人たち以外は誰もが認めざるをえない自覚なしバカップルだ(グウェンダルは兄弟仲がとてもよいだけと思っているらしいが)。2人が自覚無しの相思相愛だと分かれば、おれとグウェンダルの障害にはならないだろう。障害がなくてもそんな仲じゃないけど。




「えっと、で、コンラッドとヴォルフが・・・」

「そうなの!コンラートが弟さんに・・・!」



どうなったかはわからないが、どういうことが起きたかは見当がつく気がする。今度はどんないちゃつきっぷり、ラヴラブっぷりを見せたのか。聞きたいような、もう聞きたくないような。




「フードを最初取ったとき砂を落としてあげようとしているのだと思っていたけれど、そのままキス したのよ!」

「・・・・・・・・・へー」



ニコラ以外に他にも兵がいたのに?とか、砂漠の真ん中で?とは今更思わない。何せ「兄弟だから」と「子供扱い」で全てを解決してしまう2人だ。今更キスくらいでは驚かない。



「あたしとても驚いて、思わず転んじゃって。そのすぐ後はよく見えなかったけど・・・でも、起き上がったときコンラートは弟さんマントを外して、2人で頭から被っていたわ。遠くからでよく見えなかったけど、とっても2人とも幸せそうに」

「あー、おれも砂漠で休憩する時にしたした。熱いけど日差しがきついからマントは外せないから、たまにそうやると結構涼しかった」

「それから2人とも硬く手を握りあって、そのまま背中合わせにずっと話をしていたわ。話している間中一度も手を離さずに」

「ふーん、そうなんだ」

「それでようやく分かったの。ユーリみたいな誠実な子がいくらグウェンダル閣下と思いもよらず恋に落ちてしまったとしても、婚約者の弟さんをおいて閣下と手に手を取って駆け落ちなんてできるのかしら?って不思議だと思っていたけれど、お互いに本当の想い人が違う婚約者同士だったからこそ思い切ってやったのね」

「なにも思い切る必要はないんですけどね・・・」



生返事をしながらもおれはあの2人が意外ととんでもないことはしていないんだな、と妙なところで感心した。何しろおれが最初に無自覚バカップルに接した船旅のときはすさまじいまでの驚愕3連続だったので「意外と普通だなー」としか思えない。

が、数秒後にはその発想はかなりあの2人に毒されている気がしておれが頭を抱えていると、話題に上っている2人の声と足音が近づいてきた。ゆっくりとした足取りのコンラッドとちょっと早足のヴォルフラムだ。

わざわざお茶菓子を運んできてくれたらしい。コンラッドは午後のお茶にふさわしい大きなケーキを盆に乗せていて、ヴォルフラムはその横で茶器を運びながら、また「浮気者!今度は人妻と・・・!」とケーキ用のフォークを振り上げていきり立っている。今更も今更だがこの2人を前にしてヴォルフに婚約者、浮気者といわれても、なんだかなだ。「いや、だいたいお前が好きなのって・・・」という気にもなれない。



「陛下、今度はエーフェが自信作だと言っていましたよ。はい、どうぞ。もう切ってありますから」

「そりゃ、うまそうだなー。あ、陛下って呼ぶな」

「ああ、すみませんでした。ではユーリ、ケーキをどうぞ」

「こら!お前たち必要以上に近づくな!ユーリお前にはやはり貞節が・・・」

「おい、ヴォルフ。そんなにユーリに近づくとケーキがおけないだろう」



おれの前に切り分けられたケーキを並べるコンラッドにヴォルフラムは「ふん!」とそっぽを向いている。

そんな2人を微笑ましそうに見守っているニコラはおれが婚約者だというヴォルフラムの発言はあまり気にとめていないらしい。まあ、おれだって単に「あいつはいつも子供扱いする」と無自覚なヴォルフラムが婚約者だと言っているだけだと思っているのだが。嫉妬だって本当はどっちにしているのだか。




「ほら、ヴォルフ。お前もさっさと座れよ、お茶が冷めるぞ」

「・・・・・・ふん」

「まあまあ、ヴォルフもそんないつまで怒るようなことじゃないだろ?さっさと食べようって!」

「2人とも本当に仲がよろしいですねぇ」

「べ、べつにコンラートと仲良くなんか・・・・・・おいコンラート、お前もさっさと座れ。ぼくが座れないだろう!」

「は?なにいってんの、ヴォルフ?別に椅子は足りてるぞ・・・・・って、えええ!?」

「はいはい、よいしょっと・・・・・・ユーリ?どうかしたんですか?」

「何を茶を吹いているんだ、ユーリは本当にへなちょこだな」



お茶ぐらいは吹く。だって、おれの目の前でコンラッドは自分の席に座ると当然のようにヴォルフラムをその膝の上にのせたのだ。ヴォルフラムもなんの疑念もはさまずにコンラッドの腿のちょうど横に体を預けて座った。



「ちょ、ちょっと!?2人とも、何してんの!??」

「?いや、どうかしたんですか、ユーリ?」

「どうしたんですかじゃなくて・・・・・・ええええええええええ!?」



それだけじゃ終わらなかった。さっきのむくれた顔はどこへやら、なんだかやたらと安心したようにヴォルフはコンラッドの胸に頭を預けている。そして、フォークを手にするとケーキを一口分切り取って、平然とそのケーキをコンラッドの口に運んだ。

カップを取り落としそうになったおれの前でコンラッドは慣れた様子で「あーん」と受け取ると、今度はまったく同じことヴォルフにした。



「ほら、ヴォルフ、ちゃんとよく噛んで。ゆっくり食べるんだ」

「ん、うるさい、子供扱いするな・・・・・・なんだ、口を開けっぱなしにして。さっさと食べたいといったのはユーリだろう?」

「・・・・・・なにって、おまえら・・・その食べ方・・・・・・」

「あらあら、本当に仲良しですねぇ」



「ついてる」とヴォルフラムの口元についたクリームをなめ取っているコンラッドにさらに撃沈するおれをよそにニコラは笑顔だった。2人を祝福しているとしても平然とした様子は大物だ。



「?別にコンラートと仲良くはないぞ、単に昔からこうして食べることが多いだけで」

「・・・・・・そんな、食べ方する必要はな・・・・・・いや、いいです」

「食べ方?ああ、ちょっと変わって見えますか?癖みたいなものですよ、私的なお茶会では昔からこうしてヴォルフの面倒を見ていたんです」

「なんだと!それじゃ、まだ面倒見らているみたいじゃないか!?これは単なる昔からの癖だ、別にコンラートと仲がいいんじゃない!おい、ユーリ!ちゃんと聞け、何を頭を抱えているんだ」

「いや、ほんとに、もういいから・・・・・・なにもかも」



疲れ切ったおれをよそに、話題はさっきおれとニコラが何を話していたかに移った。ニコラが影で見ていたことは内緒にしながらも、話題の渦中だった2人は当然その時の自分たちの話を始める。もちろん、コンラッドの膝の上にヴォルフを乗せたままケーキを食べさせ合いしながらで。



「あの時はヴォルフが懲りないで砂だらけになっていたから、またじゃりじゃり言わないように俺が砂を吸い出したんだっけ。ヴォルフの(口の)中がずいぶん熱かったからそのままマントで涼を取ろうと思って脱がして、そのまま背中合わせで話をしたな」

「へ、へえ、口の中が・・・で脱がしたんだ(わざと言ってないから、たち悪いんだよな・・・)」

「ふん、いちいちお前は大袈裟なんだ。砂ぐらい自分で吐けたのに、子供扱いするな」

「でも、手を繋ぎあって話をしていたんですから、仲がいい証拠ですね」

「!?ち、ちがう!コンラートとは別に仲良くなんてないじゃり!!」

「ヴォルフ、またじゃりが元に戻ってるぞ。まあそのまま俺の背中で眠ったんだし、ちょっと昔みたいに仲良くなれたかもな。ヴォルフは昔から俺の背中でよく寝ていたもんな、おんぶしたときとかに」

「うるさい!そんなことは忘れたじゃ・・・いや、忘れてた!」

「でも、背中合わせで眠ったのは初めてだな、ヴォルフも大人になったってことか」

「ぼくはとっくに大人だ!子供扱いするなじゃりー!!」

「昔からそんなに仲良しだったんですねー」

「そうだねー・・・むかしから、こんな・・・・・・」




ほのぼのするニコラといちゃついている2人から目を逸らして、おれは帰れなくなった地球のことを思い出した。眞魔国は大好きだけれど、いきなり帰れなくなったことはショックだったしこのまま帰れないなんてことはイヤだ。今は無理でもいつかは帰りたいと、どうしても思う。

しかし、故郷に帰りたいことと同じくらいに地球に帰りたい理由に今気付いた。このまま眞魔国にいれば「この2人に今までは旅でしか受けてこなかったバカップルっぷりを、日常から見せられる」という恐ろしい試練に直面することがおれを戦慄させた。




「・・・・・・おれ、帰れるまで持つかな」




無自覚にいちゃつくコンラッドとヴォルフの声を聞きながら、おれはテーブルに突っ伏した。





















続く・・・
















えーと、すいません。続きを書くと言ってからえらく経ちましたが、バカップル連載の続きです。背中と言うより、背中合わせのお話。こんな感じに時系列順に、あちこち飛びながら進みます。

ニコラ初書きです。ニコラってあんまり二時創作で見ないけど何ででしょう?ちなみにニコラは腐女子じゃないです、2人を祝福しているだけです。

全開と変わらずバカップル暴走の回ですが、起承転結の承の辺りのつもりです。次に転かな・・・?










2008/01/20