イェルシーと凍土の劫火

















もうすぐ「故郷マ!」の発売ですね!・・・・・・ってこれ前もやった気が・・・・・・。

前回「サラレギーの謎」で「砂マ」を見たら修正、とか書いてたくせに全然修正していなかったナナカマドです・・・ええと、言い訳としては「サラレギーの謎」で考えた謎が「砂マ!」でほぼ解明しなかったせいもありついつい先送りにしたり・・・といった感じだったのです・・・はい。

とはいえ、サラについてはあんまり分からなかったので修正のしようがなかったのですがイェルシーについてはその行動について色々「こうかな?」と思ったことがあったので次巻で聖砂国編完結ということでここでちょこちょこ考えていたことを暴露していこうと思います。



ただし、ここでの考えはあくまでナナカマドの予想・推測・妄想 ですから、あんまり期待はできないかもしれません。(当たったら嬉しいですが・・・)





それでも、いい方・・・・どうぞ↓

























イェルシーの思惑






イェルシーは砂マラストでヨザックを含むゾンビたちと共にユーリたちの前に現れています。


いきなりですが、イェルシーは何しにきたのでしょう?



推測@ たまたま通りかかっただけ(ないない)

推測A サラを再び暗殺にきた(ゾンビを差し向けたのがアラゾンではなく、イェルシーなら)

推測B 凍土の劫火の鍵を探しに来た



とりあえず、推測Bかな。Aはついででもできるかもしれませんが。


村田は異世界に渡ったときに凍土の劫火の側に飛ばされましたが、そこに変わり果ててしまったヨザックの姿があった・・・・・・ということは、沢山のゾンビを操って砂マのラストで現れたイェルシーはあそこにいたか、遠隔操作で近くにいたのでしょう。


ということは、イェルシーは凍土の劫火を回収にきたのでは?そうでもなきゃあんな辺境の果てにいないでしょうし。


では、何故今更回収に来たのか・・・もしイェルシーが凍土の劫火の力でよみがえり、そのことを知っていたとしたら聖砂国皇帝であるイェルシーは取りに行こうと思えばいつでも出来たはずです。

その理由としては・・・「ユーリと魔力」(3)では「そもそもユーリが聖砂国に来たのは小シマロンと聖砂国の外交のため」で「それにはユーリを聖砂国におびき出す必要があったから」と書きましたが、もしかして凍土の劫火を開くためにユーリを呼び寄せたのでしょうか?

(まあ、この場合呼び寄せた鍵はサラでもいいですが・・・その方が来るかどうかはっきりしないユーリよりはずった確実。でも、そうするとなぜアラゾンがサラを聖砂国から出したのかが分からない・・・親の愛?)


急に小シマロンとの外交を行ったのは凍土の劫火の鍵を呼び寄せるためだとしたら、今更凍土の劫火を回収する理由になります。



まあ、辺境に来たのはサラの暗殺の為かもしれませんが、それなら村田が地球からとんできた遺跡にゾンビが来た理由がないような・・・・・・だから、やっぱり凍土の劫火の鍵を探しに来たんじゃ。

・・・・・・多分。(え)















凍土の劫火の鍵







凍土の劫火の鍵候補としては、あの砂マのラストで結構候補がいますが、とりあえず次男を脅すか腕を切り落とすか(また?)ゾンビにして操りでもすれば、一応凍土の劫火は開くことは開きます。実際、地の果ては開きましたし(アレは別の腕かもしれませんが・・・)。


とりあえず、ある意味危険人物確定は次男で。(え←いや、ホントはやつは外を歩いても危ないくらいの危険物を持ってるんですよ)


まあ、伏線としては三男が鍵候補としてあげられていますがその根拠が由緒正しい十貴族の一員であるというなら理由がちょっと弱い気がする。あれは長男のブラコン精神が働いて(笑)そう思ったんじゃ・・・それならアーダルベルトだって候補に入りそう(グランツが建国からあれば)
。頑張れば、ダカスコスやサイズモアも可能性あります、そしてヨザックだって・・・(だって鍵の血族ってウェラーの例を見る限りどこにいるかわかんないんだもん)。

それに、ユーリも色々怪しい気がします。上記でも書きましたがイェルシーがユーリを聖砂国に呼び寄せたならユーリが鍵なら妥当でしょう。


でも、同じくらいか、もしくはそれ以上に最有力鍵候補としては・・・ヘイゼル かなと思っています。


なぜ、ヘイゼルなのか?


他の候補は歴史からの推測(十貴族の末裔=眞魔国建国時の部下なので大賢者が鍵の血族として選んでもおかしくないから)、お嬢様!の時代にはまだ生まれていない子供(=ユーリかな)という情報からの推測、イェルシーの思惑からの推測(こっちもユーリ)です。ヘイゼルには鍵を推測されるだけの理由は何一つ無いようですが、

ですが・・・・・・




ヘイゼルは何故か凍土の劫火を暴発させているのです。




ヘイゼルは過去に凍土の劫火を暴発させて異世界に渡り、聖砂国で生きてきました。ちょっと突飛ですが、ヘイゼルは何故凍土の劫火を暴発させることが出来たのでしょうか?・・・ナナカマドは彼女が鍵だからかな、と思いました。

そもそも地球に渡った凍土の劫火と鏡の水底は4000年前(多分それくらい?)から地球に存在しているわけですが、その間にレジャンや村田を含む沢山の大賢者の魂を持つものたちが2つの箱を守ってきたわけです。

が、それにしてもその4000年間という長すぎる間に箱は暴走することなく無事に済んだのはやっぱり箱はそう簡単に開けたり暴走させたり出来るものではないからじゃないでしょうか?お嬢様!でも鏡の水底を手に入れたナチス親衛隊たちは鍵を求めています。やっぱり、鍵がないと箱は開かないものなのでしょう。


じゃあ、凍土の劫火を暴発させられるとしたヘイゼルが鍵じゃないと・・・おかしいんじゃないかなあと思ったわけです。ヘイゼルなら展開的に意外性もあるし(おいおい)。


それなら鍵の一族が何故か地球にいたことになっちゃいますが、もしかしたら地球に魔族がいることと関係があるのかもしれませんし、結構彼女も魔族の一員かもしれません。地球産魔族は人間と混じって暮らしていますし、何かしらのの力に少しだけ秀でているのが魔族ならヘイゼルが凄腕トレジャーハンターだった理由もちょっぴりはそこにあるのかもしれません。

それにヘイゼルは聖砂国に渡ってから老いることもほとんど無く寿命がえらく延びてますが、この理由は説明されていません。もしかしてこれは彼女が魔族だからじゃないでしょうか。もし、地球の魔族が異世界の魔族と関係が深いなら異世界に渡ったりしたら寿命が延びたりするんじゃ・・・?


じゃあ、もし鍵がヘイゼルなら上記のイェルシーのユーリ呼び寄せた説はどうなったってかんじですが、影ながらずっと武力抜きの奴隷解放運動?をやっていたヘイゼルなら穏健派の外国の王(=ユーリ)に接触すると思った・・・て考えられません?(実際ヘイゼルが接触した理由も半分はそんな感じだったし)








これも、また微妙ですね・・・(おい)。