ユーリと魔力2














・法力について


法力とは魂の資質である魔力とは異なり神に誓いを請うことで、または鍛錬などである程度は得られる力です。

しかし、強力な法術を使おうとすると生まれつき法力の強い神族でないと扱えません。

おそらく魔力とは相反する力と思われる。アーダルベルトが眞魔国の国境付近で法術を使っていたけれど魔術

と違って場所の制限を受けるかどうかは不明。


唐突ですが法力は創主と関係ない力なのでしょうか?

禁忌の「箱」に封じられているのが「創主」なら「神」とも置き換えることができる。魔族が人間から敵対視されて

いることも考慮に加えると人間のあがめている「神」=「創主」と考えることはできる。

そりゃ「神」に逆らった種族なら迫害されるかもなあ、と。

あ、迫害はされてないか。世界の嫌われ者になっているだけか。









・ユーリと法力の関係


単純に考えると、ユーリは強大な魔力の持ち主なのだから法力とは相反する関係なのです。

が、ちょっと奇妙な描写が色々あるので考えてみました。

その描写とは以下のように



@ スヴェレラでユーリだけに法術が効かずにユーリと長男は砂熊の穴に落ちずにすんだ。

A 引きつけられるように神族であるジェイソンとフレディに出会った。法力に反応?

B アーダルベルトの法術の効き目はいまいち(カロリア編で)?

C  法力の強い影響(例、聖砂国とかで)もしくは長い間影響を受けると上様とはまた違う別のモノがでる?



@、Bはともにユーリには法力が効かないことを示して

単純に考えればユーリは魔力の強い魔族なのですから法力と相反する存在のはずです。





堪えようのない悲鳴がのどを過ぎる。
両手で耳を押さえ、(中略)絞り出される悲鳴で吸い込めない。


「いつかマのつく夕暮れに!」 p173




実際の法力の強い場所(=「地の果て」の実験場のような場所)では気分が悪いようです。

しかし、ユーリが法力で弱るのってこれが初めてですよね。今までとは違うようです。

ユーリは今までスタツア一回ごとに一、二回しか魔力を使っていません。二回使ったのは三回目のスヴェレラ〜

ヒルドヤード編のみです。

しかし、「カロリア編」に入って以来ユーリは結構魔力を使っています。しかも、ずっと人間の土地にいて

眞魔国には帰っていません。

・・・ひょっとしてユーリの魔力が強すぎてたいていの場合は法力の効果をなさないのでしょうか。

だから、「カロリア編」以前はスヴェレラでも法術が効かずに法石の採掘場でも結構元気だったのかも。

ただし、魔力と法力が相反して互いに力を打ち消しあう関係であればですが・・・。











上様モードについても法力の影響を感じます。

発動の
時と場所

 きっかけなった出来事   

 終わるきっかけ 


発動時の様子
 

 ヴォルフとの
決闘 

ヴォルフの魔術に
 女の子が巻き込まれた。

 お裁きが終わって自動的に終了。

ヴォルフを裁くが
少女が無事と聞いて説教だけに。

海賊退治

海賊の非道さ
に怒りを感じて。

 上と同じ。

 海賊を成敗するが、
巡視船がくると海賊への攻撃
をやめる。

法石の採掘所

 採掘所の惨状を見て。

 グウェンダルの説得。

採掘所の兵士たちに
 死人がでかねない様子。

ヒルドヤード

娼婦館に火が放たれた。 

 火事を消し、
娼婦館の少女たちを救った。

今までになく人助けだけ。

ギルビットの
屋敷

 メイドの危機のため?
村田の影響?

 マキシーンを成敗して終了。

マキシーンを成敗するだけ。

テンカブ決勝

 アーダルベルト
との戦いの際に
危機を感じて?

 描写はない。
 アーダルベルトを倒して自動的に終了?

今までにない様子。
 グランツ一族の抹消を宣言したり
いちいち邪悪な感じ。
 コンラッドがユーリに「誰だ!?」
といってしまうほど様子が違う。

聖砂国
行きの船

ヴォルフが
撃たれたため 

 毒女の加護にて無事だった
ヴォルフの説得?

発動するものの中途半端に
ぶつけどころがなくなり不発。 




法力の強い土地であるほど上様は凶悪化していると感じます。

逆に魔力の使える土地でのほうが穏やかな気がします。



血盟城や海賊襲撃時には少女の無事や巡視船の介入でお裁きは終了して、あまり魔族に敵対的ではないヒル

ドヤードの温泉街では人助けだけで終わっていますが、一方、法力の強い法石の採掘所ではグウェンダルが

「何人か殺さないと気がすまないのか!?」と諫めています。

さらに極めつけは近くに大きな神殿があり法力がさぞ強いであろうテンカブの闘技場での態度。




異変が起きるとしたらユーリが魔力を使い果たすことで上様モードに異変が起こるのでしょうか?

魔力が減ることで起きる現象なのでしょうか?それとも、純粋に法力の影響なのでしょうか?





また、A、Cではまた別の異変を感じます。





信じられないほど冷淡な声が、自分の喉を通り過ぎていく。
「・・・愚かな人間どもに、持たせていくわけにはいかない・・・あれは我々にこそ相応しい」

「天にマのつく雪が舞う!」 p33



自分の意思とははずれた部分で、口だけが言葉をはき出していた。

「天にマのつく雪が舞う!」 p50



でも俺は窓枠も壁もない東屋から、ずっと視線が離せない。二人の子供の周りには、純白でとても薄い
光の幕が広がっていた。

「天にマのつく雪が舞う!」 p96





また、さんざん引用すみません。分かりにくいですよね・・・。

えーと、一番上がフリンにテンカブ出場を提案している最中。

次が村田に「下賎な人間の女から・・・」といってヴォルフに求婚返しを食らったときです。

三番目は神族の少女たちに会ったとき。


これは全て、ユーリが自分の意思ではないことで体が動いている、と感じている場面です。

確かにとてもユーリらしくない発言が二回あり、村田が何かおかしいと感じています。

どうも人間に対する蔑みの意思を感じる言葉を言っています。「箱」を「あれ」呼ばわりしたり「我々にこそ・・・」と

か言ったり、 いきなり「下賎な人間の女」呼ばわりになってたり、いくら混乱して言い過ぎたにしてもおかしいし

唐突な気がします。

ユーリの中に何かしらの変化がおきて、別のモノになっている様です。

しかも、「それ」は箱のことを知っていて、人間を蔑んでいるよう。魔族側なのか・・・?


正直、こんな発言をする、ユーリに関われそうな者って眞王ぐらいしか考えつかないのだけれど、眞王は眞王廟

にいるし、「まるであなたの瞳の色」では眞王は「俺は歴代魔王の誰にも力を貸したことはないし、これからもす

る気はない」といっている発言と矛盾する気がします。あと、ちょっとキャラが違う・・・。

力を貸すとはまた違うにせよ、関わるにしてはあまりに中途半端かと。





ユーリが初めて神族(ジェイソンとフレディ)に会ったときはユーリは誰に言われるわけでもなく、自ら引きつけら

れるように近づいていきます。これは何ででしょう?

魔族が神族に引きつけられる、なんて話は出てきていないし純血魔族のヴォルフはとくにそんなそぶりはない。

ユーリもヴォルフもいやな汗をかいている、と感じている。 やはり、魔族にはあまり良くない影響があるのかな?

まあ、神族については分からないことが魔族より多いので・・・やっぱり分かりません。


しかし、単純に魔力が法力に反発しているなら何故ユーリは引きつけられたんだろう?






ダークモード(仮)



上様と分けるのが面倒なので、便座上、上様というには邪悪な人格が出てきたときのユーリを仮に「ダークモー

ド」と呼びます。


「ダークモード」はやっぱり神族と法力が強い場所に関係しているような描写が多い気がします。

やはり、これは魔力の消費が激しいせい(カロリア編では五回も大きく魔力を使っているし、聖砂国は法力が強

い)での異変なのか・・・・。でも、法力そのものの影響という気もする。






「やめろ」
叫ぶと同時に自分も剣を投げ捨てた。彼を殺せばこの痛みから解放される、その誘惑を断ち切るには、
恐ろしい努力が必要だった。緊迫した空気に重い金属音が響く。
「殺す・・・な・・・」


「やがてマのつく歌になる!」 p163





その瞬間おれは、信じられないような行動をとった。相手の肘を内側から弾き、そのまま前腕を絡めてサラレギーの二の腕を固定し、手首を掴んで背中で捻り上げていた。


「誰だって権力は欲しいさ、おれ・・・だって
 ・・・だが我が身に授からぬ力など、世に、あってはなら・・・ぬ」
「ユーリっ」
この肌の下に感じる違和感は何だろう。先ほどの、「眼」を共有したときとは似て異なる感覚だ。
これはおれの喉、俺の口なのに同時に他人の肉体であるようなもどかしさ。発する言葉が我が物ではない不愉快さ。
覚えがある。初めて神族に会ったときにも、同じ状態に陥った。
「持つ物は全て、退けよ」
誰だ。
「死を持って・・・排除せよ」
誰がこんな恐ろしい呪いを吐いている!?
(中略)
「(中略)ね、ユーリ」
ユーリ。
「やめろ」
「名前を、呼ぶな」


「箱はマのつく水の底!」 p82〜84




またあの感じだ。おれの喉、おれの口が、同時に他人のものであるようなもどかしさ。
「・・・・・兵士風情が、我が身に傷を負わせようと・・・・・・・・?」
(中略)
どうして身体が、まったく学んだこともないような動きを自然に繰り出せるのか、何故咄嗟にそんな反撃法が思い浮かぶのか、おれ自身も不思議でならなかった。



「箱はマのつく水の底!」 p137





魔力を使う気配もない聖砂国入りではユーリは上様とは異なる別の人格のようなモノが現れています。

イェルシーを殺そうとしているし、サラも真っ青(にはなってないけど)の恐ろしい発言、そして、なぜか斬りかかっ

てきたヴォルフを盲目かつ素手で戦闘には素人のユーリが返り討ちにしてしまいます。あと、テンカブでのいつも

かなり様子の違う上様モードも含まれそう。

聖砂国は法力の強い国だから魔力をいるだけで消費する可能性は大きいです。じゃあ、やっぱり魔力の消費が

激しいと異変が起こる?それとも、純粋に法力の作用?



多分、これはユーリではないものの意思なんでしょう。

ユーリに知り得ないことを知っていることも言っているし、ユーリがやったこともないようなことができるのでユーリ

人格の一部というには不適切だと思う。

そして、サラはともかくヴォルフを倒せるくらいに強いんだから戦いに身を置いていたものなのかもしれません。



しかも、あわよくばユーリを乗っ取ろうとしている・・・?意思の優先権は今のところユーリにあるようですが。

上述した記述の中にもサラがユーリの名前を呼ぶの「ダークモード」のユーリは嫌がります。

自分はユーリであるということを思い出すのはマズイということはやはり乗っ取りを謀っているのか・・・・このとき

のユーリはあらゆる意味でぼろぼろですから、乗っ取りやすそうです。ユーリの負の感情に反応してるっぽいし。



ユーリが感じている、ジュリアの時とも違うが似て異なる感覚ということは魂の襞に蓄積されている記憶のひとつ

ということなのかもしれません。前の会話の内容からしてやはり魔族なのか・・・?

ヘイゼルにあった頃ユーリは魂の記憶からネイティブスピーカーになっていて魂の襞から漏れ出ていることが強

調されていて、次男も不安を感じていたようですし、魂の襞から何かしらの記憶が引き出されてユーリを乗っ取り

を仕掛けているのかもしれない。













・ユーリの魂



またユーリの魂には色々秘密が多いようで前世がジュリアということ以上に何かありそうです。



「(中略)とっておきの魂を使って(後略)」


「まるであなたの瞳の色」 より



これ、眞王と村田の会話なんですがジュリアと面識のない二人がとっておきということならばユーリの魂にはジ

ュリア以外の関わりがあるのでは?魂が魔力の資質を決めるならまあ、確かにジュリアが強い魔力の持ち主で

あるということがとっておきであるということである可能性はぬぐえませんが・・・。

あと、未確認ですが、「通り過ぎた森の先で」で大賢者が瓶詰めの魂を持っていたとか・・・自分では調べてい

ないので説得力ないですが・・・。間違ってたらすみません・・・。



もしそうならばユーリの魂の襞を開くことには特別な意味がある。ジュリアのこと以上に。

それを示唆するように、「ダークモード」では別の何か強い、邪悪な人格にユーリは支配されている。






・影の策略




だとしたら、アーダルベルトが眞魔国に始めて来たユーリに魂の襞を開くようにし向けたのは誰なのか?


新しい魔王であるユーリが地球育ちで、異世界に召還されるということはせいぜい眞王とその他ごく少数のもの

しか知らない。

しかも、初めてユーリを異世界に呼んだときは血盟城か眞王廟に呼ぶはずで国境付近に「何故か」召還された。

あげくに魔族のみんながユーリを呼んだのに最初に接触したのは人間で、ユーリが新しい魔王だということを知

っていて初めて接触したのは次男やギュンターではなくアーダルベルト。ジュリアの魂を持つユーリに最初にあ

ったのがアーダルベルトで次が次男というのはそれだけで意味深ですが、ユーリに出会ったアーダルベルトが最

初にしたことは「魂の襞を開く」こと。

ユーリが地球から召還されて予定外の場所に現れたにもかかわらず、まるで「ユーリが地球育ちの新しい魔王

である」ことを何もかも知っている様な口ぶりでアーダルベルトは現れてユーリの魂の襞から記憶の一端を引き

出してます。


どう考えても、おかしいです。


眞王くらいしか知り得ない情報を眞魔国を出奔したアーダルベルトが何故知っているのか?

しかも、この時点ではアーダルベルトは彼にとっては一番重要なことであろうユーリがジュリアの生まれ変わり

であることは知らないんですよ。重要な情報を持っていながら、大事な情報を知らないとは誰かの策に乗せら

れている可能性が大です。



そういう人物がいるならユーリの魂には「何か」があってそれを引き出すことで得をする人物がいるということ?

そして、アーダルベルトのバックにいる存在がその人物・・・・?










推測



アーダルベルトはマキシーンと親交?があったことから推察すると小シマロンに長く滞在していたと思われる。

小シマロンであやしいと言えば小シマロン王であるサラレギーがあやしいですね。

しかし、もしこの陰謀に荷担しているとしたらサラレギーには眞王の意図を読み取り、スタツアに影響を与えるほ

どの力の持ち主、もしくは組織のバックアップが必要となる。

小シマロンの力でこれが可能だろうか? 正直そんな力があるなら、または自在に力を使えるなら、大シマロンに

後れをとることはないような気がします。

じゃあ、これは誰の力なのか・・・・・と考えると聖砂国のことかなと思われる。


聖砂国は鎖国していますが全く外との交流を遮断しているわけではなく出島もあります。政治的な交流はない

にせよ個人的な手紙のやりとりも出来ますし、もしかしたらサラすら知らないところでこっそり外界に組織を作りそ

れからサラに接触して行動を促すことは出来ると思います。サラは陰謀家ですから眞魔国の新しい魔王に何か

しらの目的で接触したりちょっかいをかけることには乗りそうなイメージがある(私見ですがサラは陰謀家で執念

深く油断も隙もない人ですが何となく詰めが甘いイメージがあります)。

勿論、その背後にある力にも興味は持つでしょうが。



何でこんなに聖砂国陰謀説を唱えているかというと、聖砂国ほ法力の国であるし、よく考えるとサラレギーがユ

ーリに出会った発端は小シマロンと聖砂国との急速な外交政策のためだからです。

アニシナが指摘していたように、なぜいきなり小シマロンは二千年間鎖国していた聖砂国と外交を結ぼうとして

いたのか?確かに、双子の兄弟であるイェルシーを傀儡にしてサラレギーは聖砂国と操ろうとする意志はあるん

でしょうがきっかけのようなものはなかったのでしょうか?



おれの名を表す文字列の横に、幽かに見えている単語。
「謝ってる」
「・・・・・・何を謝ることがあるんだ」

「めざせマのつく海の果て!」 p101



聖砂国の難民船に乗ったゼダとズーシャに託されたジェイソンとフレディの手紙。

ユーリはそれを読んで「何を謝ることがある」といっていますが、もしかして聖砂国でユーリに関する情報を漏らし

てしまったのでは?多分、最初は漏らしたとも知らずにいて、後にユーリに関する陰謀に気づいて「助けてくれた

恩人に危機を知らせなくては」とゼタとズーシャにユーリへの手紙を託したのでは?


何かしらの目的でユーリを聖砂国におびき寄せるために小シマロンとの外交政策を執り行えるようにすればフェ

レディとジェイソンの話からユーリの性格を聞き出していればすぐに開戦という好戦派ではなく、話し合いによる

解決を第一とする平和派で、王自らテンカブに出る行動派ということはわかる。

アラゾンはイェルシーに母親ほど法力のない兄弟への差別意識がないことを匂わせてサラに外交政策へ踏み切

らせたのではないでしょうか。多分、そうすれば平和派で行動派の魔王が聖砂国にやってくることを見越して。


ユーリが聖砂国にとって、アラゾンやイェルシーにとってどういう存在なのかよくわかりませんがジェイソンとフレ

ディが手紙でユーリに謝りたいと思うこととサラレギーの聖砂国外交政策はタイミングかららしても、そして伏線

的にも(ジェイソンとフレディの手紙は伏線だと思う)関わりがある気がします(気のせいかもしれませんが)。



しかし、アラゾン&イェルシー陰謀説が出てくるとこの二人が創主によって生まれ変わった(生き返った?)ことの

意味がどうしても関わってきます。そうすると、やはりラスボスは創主なのか・・・・・。どうも聖砂国の「凍土の劫

火」はいまいち封印されていない気がします。だって封印されてたら死人を生き返らせるなんて出来るわけない

し。

もし創主が関わっているなら、大きな力の持ち主である眞王の考えを読み取ったり、スタツアに影響を及ぼすこ

とが出来ることには説明が出来るのですが・・・・・・。



もし、仮に法力が創主に関わる能力でユーリのダークモードが法力の影響で引き起こっているとしたら今後は

ユーリは一体どうなるのか・・・・・・・?









・まとめと感想





まるマで一番謎が多いのは次男だと思っていたのですが、ユーリも負けず劣らず謎が多い・・・・!

何ですか、この子は?初期から本人のあずかり知らない伏線が張りまくられているよ!

しかも、次男と違って全くその自覚がない、というか知識がない。本人が全く知らないところで自分の性質が多く

変化している。・・・・・下手に何も知らない分何を気をつければいいかもわからない。

一番危険といえば危険なポジションなのかもしれない・・・・・。


あまり考えずに書き出したら止まらなくなってしまい、あまりまとまりのない考察にってしまって申し訳ないです。

正直こんなに長くなると思っていませんでした。ここまで読んでくださった人、感謝感激雨あられです。





 












一応、考えたのですが自分でもよくわからない説↓。良ければスクロールしてください
























「地の果て」解放の謎




ふとユーリのダークモードは「地の果て」解放後から兆候が出ていることに気づきました。

兆候というか「ユーリらしくない言動」というか。

「地の果て」は解放後割とすぐに暴走が収まりましたが、これは何ででしょう?運が良かったのでしょうか?

もし運の問題じゃないとしたらユーリは水の魔術を使って人々を助けた以上のことをしたんじゃないでしょうか?

ユーリの魂に何かあるとしてこの出来事がユーリに何かを起こして、創主の影響のようなものを残したのでは?

そのことによって暴走がすぐ止まったとか。

ユーリは神族と関わると「ダークモード」に入り易いようですが、だとするとこの出来事がきっかけかなと。

ユーリの魂に何かあるとしても、村田があまりそれを知らないところを見ると魂の秘密だけではないかもしれない

し。

・・・・・すいません、他の説以上にこれには自信がありません。