「前はマのつく鉄格子!」感想
※前にブログで書いたのでそれをほぼそのまま抜粋+総合感想。「箱」と「鍵」と「ユーリ」に関してはまた別に考察書きます。ブログには以前書いたので見た人もいると思うので、まずは総合感想から↓
総合感想
感想です。考察ネタはいろいろありますがそれは別項目で、まず感想を・・・といっても伏線が気になるんで半分くらい考察、というか「わかんねー!」という嘆きです(えええ)。
パート1:陛下と村田と閣下の南国旅行(違)
相当遠くへ飛ばされたらしい三人組ですが、これは眞王が「邪魔をした」と村田が言っていますが、眞王は「できるだけ遠くへ」ということで大雑把に飛ばしたんでしょうか?
ダルコは天体の反対側クラスの遠さみたいですが、どうも髪が黒い人々ちょこちょこがいる場所に「わざと」飛ばしたのか、そうでないのか、それとも黒髪が珍しくない場所へという案外情けでダルコに飛ばしたのか・・・ダルコは大賢者の生まれ故郷には関係ないのかな?もしあったら、眞王は村田を少なくとも「わざと」飛ばしたがらない気がするんですが。
海葡萄窃盗疑惑でまた投獄されるユーリ&グウェン(+村田)。このアイテムもまた何かの伏線になるのか?こういうのをマはあとあと重要な伏線にしてくるから油断できない。
わからないといえば「ラナタンが美子さんにそっくり」というのは何かの伏線なんでしょうか?異世界と地球はリンクしているのか、地球に魔族が相当いるみたいだから関係あるでしょうが・・・大賢者とウェラー以外にもかかわりががあるのでしょうか?それとも関わりが拡大している?・・・まあ、無関係・偶然で流れるかもしれないところがタカバヤシ先生の恐ろしいところです。
ピンクの監獄服でまさかのシュバリエとの再会、そしてあまりに衝撃な告白。シュバリエがつかまってるんならツェリ様がのちのち助けてくれるでしょうが(もしかしたら次男も一緒かもしれない)、シュバリエの正体が前々代魔王というのは、つまりツェリ様を調べさせていたとも取れるわけで、相当前から眞王が「箱」と「鍵」集め計画を始めていたということになりますね。
しかし、そうだとしたら・・・
「(前略)いつでも使える状態にして、手元に置いておきたいんだ」
(中略)
「言賜巫女も言われてないんだと思う。まだ誰にも言っていなかった。つまり彼自身にとっても今の事態は、少なからず予想外の部分があるということさ」
「前はマのつく鉄格子!」 p19〜20
という、村田の台詞からして一体いつから眞王は「計画」を立てて、いつから予想外の事態が起きているのか。
「鍵」を作る計画を立てているのはツェリを即位させて(いやシュバリエからか?)いる頃やジュリアの魂を預かっている頃からだと思いますが、案外「箱」を集めるつもりはなかったのでしょうか?全然そういう命令を出していないみたいですし、言ったら反対意見はあるにせよ眞魔国は従うと思うのですが・・・・・・。
「カミクロ」もどう伏線なのか・・・次巻を待ちます。
パート2:三男と王佐と軍曹のドッキリ眞王遭遇ツアー(ただし上半身全裸ヴァージョンのみ)
眞王が意味深なのかギャグなのかよくわからない行動とってますが、とりあえず鍵はユーリ・コンラート・ヴォルフラム・グウェンダルで確定。あと三男の意味深なのかそうでないのかよくわからないフラグが一つ回収、ええとつまり鍵はヴォルフでいいんですね?
よかったー(?)、フラグがやっと回収された(は?)。鍵なのかそうでないのかいい加減はっきりしてくれと思っていたので。「箱」に対する反応はまた別項目で考察します。
だいたい、ヴォルフラムはフラグがたっているのかそうでないのかはっきりしてくださいよーな謎な伏線が多いんですよ。以下に↓
@眞王に似ている疑惑
有利の友人であるフォンビーレフェルト卿にも似ているが、実際目の当たりにしてみれば、纏う雰囲気が180度違う。瞳に宿す光の質も異なっていた。
「眞マ国より愛をこめて」「まるであなたの瞳の色」 p66
えー、少なくとも顔の造りは似てる、でもういいんですよね。
「眞王ってヴォルフラムに似てる?」
(中略)
「フォンビーレフェルト卿の方がずっと可愛いと思うけどなー」
時にはこの大作に描かれた眞王が、特定の人物によく似ていると言われることもある。シュピッツヴェーグ、ビーレフェルトの者の名が多く挙がるのだが、その筆頭がフォンビーレフェルト卿ヴォルフラムだ。
輝く黄金の髪に、凛とした青い瞳。
どこかでお会いしたような・・・・・・で前回お会いした時は、こんなに立体的でなくもっと平面的だったような。
「前はマのつく鉄格子!」 p30 p34 p54
まー、もう似ているは確定でいいでしょう。「肖像画に似ている」=「眞王に似ている」でいいみたいですから。
「似てる」「ずっと可愛い」は関係ないようにも思えましたが、意味がない会話を混ぜる意味があるとは思えないし、今回は眞王にヴォルフラムは似ているはやたら強調した文章が多かったなあ。これも伏線?
A不穏分子の旗頭疑惑
似たようなストーリーを自分でも書いているので恐縮ですが、親が前魔王だったせいか、眞王に似ているせいか、各巻のモノローグ三男バージョンではそれらしい文章ありますね。ドラマCDの発言は勘定に入れてもいいのかな・・・でもフレジェイに「尊い、王にもふさわしい魂」には動揺していたみたいなのでやはりそういう動きはあるんでしょうか。
コンラートも、グウェンダルもいなくなって、ギュンターとアニシナしか頼りがないかもしれないユーリの治世の中で、ユーリに忠誠を誓っているヴォルフラムはそんな中に怪しげな計画立てる眞王と一緒に眞魔国に帰ってだいじょーぶなんでしょーか・・・・・・。
B「尊い魂」疑惑
「天マ!」でフレジェイに「尊い魂、王にもなれるのに」と言われ、「故郷マ!」で「外れるわけない!」といわれた三男の魂は尊いのか、そうじゃないのか。確かに鍵は決まった魂の持ち主に受け継がれ、三男の魂はまあ特別でしょうが、それならユーリ・コンラート・グウェンダルもそうなるんでしょうか・・・?
「故郷マ!」でのユーリの反応からすると、火の王様?にならなれるかな・・・・?
眞王には似てるんでしょうが、そもそも「なぜ似ている」でしょうか?三男が眞王に似ているんならツェリも似てるんでしょうが、ツェリの子供たち、つまり三男にも相当眞王の影響が大きいんでしょうがそこで眞王が「わざわざ」そんなことをする意味はあるんでしょうか・・・・?
あー、やっぱり三男のフラグはわからないなあ。(投げた)
まあ、なんにせよ眞魔国に帰るヴォルフラムには受難が待っているでしょう・・・・・・・(たぶん)。
パート3:次男とキーナンの海の町でのどっきりイベント(ポロリはもちろんありま・・・(殴))
だーかーらー、真意を明かしたと思ったらまた新しい謎を作りやがったよこの男は!!(じたばた)
「だが無くしたものを捜しているという意味では、俺たちは同じかもしれない。(後略)」
コンラッドも探していた。探してもし見付けたら、それを誰に渡すべきかは決めかねている。だが少なくとも大シマロンの支配者に譲るつもりはなかった。
できることならこの手で、全て始末してしまいたかった。欲深い人間にも、伝説の王にも、純粋な主にも渡すことなく葬り去ってしまいたかった。知れば知るほどその気持ちは募る。
「前はマのつく鉄格子!」 p165 p166
前の台詞から「自分の切り落とされた腕か?」と思ったが、後半のモノローグを踏まえると自分の腕についていたものを考える考え方じゃない(変な言い方だ・・・)。まだ、やはり隠し事があるらしいね、次男・・・。
欲深い人間=大シマロンのベラールたち、サラレギー、で、伝説の王=眞王でいいですよね。純粋な主はもちろんユーリでしょうし。
・・・・・・とにかく、次巻待つかー。
ブログに書いた感想(2008/12〜2009/01くらい)
※ほぼそのままですが、ちょっと誤字修正したり、勘違い修正したりしました(ゼタ・ズーシャと次男は「彼はまだ還らない」でもう知り合ってるとか)。ほとんどそのままですが、ちょっと長めに変えた所だけ青文字にしてます。
・冒頭のグウェンは何歳くらい(外見年齢で)なんでしょうね。少年の頃にちみっちゃいコンラートに見られたなら救いもありますが、なんか最近の出来事でも違和感のない出来事というのか・・・。
・総合感想としては「何という伏線回収&設定解明&新たな伏線生産!」といった感じでしょうか。いやもう、村田と眞王が喋ってくれること喋ってくれること。そして、眞王がいろいろぼかしていることぼかしていること。
・ユーリたちやたら遠くまで飛ばされましたね。「箱」と「鍵」をそろえたい眞王的には知識を持つ村田も含めて「邪魔者は遠くに」と言うことなんでしょうか、別人なら村田にももう用はないと言うことなのか。さっそくこの二人決裂か、やはりマニメと違って村田は「好きで記憶があるんじゃない(大賢者の意思じゃない)」「眞王がユーリにあまり好意的でない」「眞王と大賢者はそもそも決裂してた」ということが大きいんでしょうね。
・しかし、南国のせいか聖砂国編とはだいぶ雰囲気が変わったなあ。初っぱなから鰹を抱いて眠るシーンだし。
・村田にかかればけちょんけちょんの眞王。それを一心にダメージ受ける長男はちょっとかわいそうだった。
・「きみの可愛いフォンビーレフェルト卿が(後略)」「ヴォルフラムが・・・」・・・「きみの」と「可愛い」はスルーですか、陛下?
・長男とユーリ=投獄の法則。長男ももうなんか慣れきった感がありますね、いいことです。
・ギュンター、相変わらずかましてくれます。グリエちゃんの儀式といいギュンターの守護といい、本当に彼は呪術の使い手ではないのでしょうか?と真剣に考えてしまう今日この頃。しかし、桃色ライトアップ全裸グリエちゃん(股間に氷の白鳥)・・・それはいつかテマリさんに絵にしてほしい。
・ギュンターの守護がないせいで箱に操られて、ギーゼラに締め上げられ&首の下から眞王が!の三男は今回のギャグパート担当でもういいのかもしれない。
・三男=鍵、判明。心臓でしょうね、これは(ユーリ以外全部左側なんだし、もうマニメと一緒でいいでしょう)
。
・眞王、「おいっす」って・・・(ぷよぷよか?)。
・村田は髪が黒いことが人間から忌み嫌われていることを知らないのか、そっかー「記憶を持つも」だもんね。しかも、その記憶は「4000年前」のものだし。
・長男の口から「ひよこのかくれんぼ」なんて言葉が出てきたら萌えればいいのか、かわいいのかもうよく分からないほどです。あんな可愛い用語思いつくタカバヤシ先生は本当に偉大です。
・早速トラブルに巻き込まれてます。実はあの少年、リックとか・・・ないよね?(再登場を期待している)。
・強行突端グウェン、王を託される村田、とどまるユーリ。なんかこの構図は理屈抜きに大好きです。この三人の旅が本当に楽しみです。
・地名判明。ダルコかー、もしかして大賢者の故郷に近い地域なんでしょうか。髪が黒い人がいるならば。
・ラナタン!?あまりに突然のキャラの登場にユーリも私もどうしたらいいか分からない!?そして、ミコタンの立場は。
・毒女がエロ本書くと気になる長男。
・眞王の趣味が判明。まあ、あれですねある意味守護霊みたいなものでしょうか。やってることは守護ではないきもしますが、神様が見ていたのようなもでしょう。
・鍵が創主の肉体の一部で、棺桶的なサイズの「箱」に反応し、なおかつ鍵が「箱」に近づくことで意志を乗っ取られるとしたら・・・あの箱に入っているのは創主の死体なんでしょうか?スプラッタ。あれ、でもユーリはそうじゃない場合でも支配されてるよね?これは・・・いかん、また考察で考えよう。
・全体的に、ユグウェユ気味ですね。次男三男は割とべたべたなのでこの二人の緊張感はよいです。
・予想外にちんけな三男の魔力。悪口には敏感な三男。ところで前のほうで三男が眞王に似ていると指摘されていますが、これははっきり伏線になったと考えていいんでしょうか。
・ギーゼラの告白の相手は、ビーンズのお悩み相談室(回答ツェリ)からするとやはりジュリアなんでしょうね(ここでなんと百合要素が・・・)。もしかして、アニシナへの対抗意識もジュリアの親友のアニシナに対する嫉妬心もあったのでしょうか、そうするとまちょと次男は密かに血の雨が降っていたのかもしれない・・・(成仏しろよ←生きてます)。
・眞王の肉体は冷凍でもしてあるんでしょうか・・いやいや、きっとまあ偉大な眞王だから魔力でどうにかしているんでしょう。凍らせるとひびが入るかもしれないし!(グロ!)
・寝言三昧な眞王。ヴォルフも結構かわいがってると見た。ところでユーリの寝言は野球関連の発言でしょうか(でも死ぬって・・・)。
・眞魔国の女はみんなかわいこちゃん。そして、それはやはり、いとで・・・(強制終了)。
・ごりさんごりさんこりごりさん、眞王はつきあいがいいです。国家機密よりもやばい秘密をごりさんつきで話してくれます。
・ヴォルフやっぱり鍵だった。そして、冒頭で村田がいっていたように最初に実験的に「ウェラー」の血筋で鍵を腕にした後に、これは奪い去ることができる部位だと判断してより深い部位に鍵を作っていったとしたらヴォルフは心臓でしょうね。しかし、ユーリの血液は・・・確かに根ざしまくっているでしょうが、マニメみたいに一滴でいいのか全血液なのか・・・全部だったら確かに奪いようがないですね。
・ご指摘がありましたが、確かに「鍵は創主の肉体の一部」ではなく「創主の一部」とありますね。ありがとうございます、確かに村田も眞王も魂に根ざしていると繰り返しいっていますからね。でも、死体は入っているんじゃないかと思っています、村田は「中を見たら後悔する」といっていますし、「お嬢様」では中見た兵たちが吐いてますから。でも、リヒャルトは形容しがたい空間があるとしかいってないんですよね・・・やはり謎です。そもそも、創主自体が謎多い存在なんですが、肉体なんかあったんでしょうか?
・しかし、テマリさんの絵を見るまでもっと眞王がひどい格好だと思っていました。もっと目玉親父的というか、肩は出てなくて完全に顔と腕だけという妖怪じみたものかと・・・。
・「鍵を分け与えた俺」。早速嘘つきです、そして、微妙に騙されてる間を拭わせないままに眞魔国へ。ギーゼラに疑惑をもたれている眞王は迂闊というより、根本的にあまり嘘になれていないだなと感じました。まあ、おおざっぱな説明の方が性に合ってるんでしょう。この場にムラケンがいないおかげで好き放題と言ったところでしょうか。がさつな眞王らしくて好きです。三男は「鍵」として手元に置くつもりなんでしょうか?
・長男と陛下猊下、離ればなれ。身長順とは、そりゃむりだ。ところで前に「プリズンガール」という日本人の女の子がアメリカの刑務所に入ったというエッセイ本を読みましたが、本当にアメリカの刑務所は超自由形です。だって起床時間とかないですからね。図書館、ジムもあるみたいですし。ただし、けんかに巻き込まれるとしゃれにならない・・・食事もたまに腐ってたりする(食べなくてもいい、自分で作れば)。その刑務所も生活費自分で刑務所内で稼いでいましたね、皿洗いとか売店とか、その本の主人公はピアノの教室やってましたし。まあ、自由形です(ただし場所によって落差が激しいらしい)。
・しかし、これは、ダルコの刑務所は何型と言えばいいんだろう・・・楽園型?
・シュバリエ、まさかの登場。これでリックが出てくれるかな(わくわく)。しかし、まさかの第25代魔王。そして、超人見知り魔王!そしてツェリ様ストーカー(眞王、もしかしてこのためにシュバリエ選んだんじゃ・・・鍵の母親が三人とも一緒というのは変だし。好みのタイプとか調べてたんじゃ。あ、ユーリの魂も眞王が一時預かってた・・・)。
・異世界で髪を黒く染める人々がいるとは・・・カミクロって、そんなに大きな団体なんでしょうか。そしてユーリはその団体と接触ができるのでしょうか?脱獄はツェリさまがなんとかしてくれると思いますが。
・最後、唐突に次男。ゼタ・ズーシャと仲良しで、さっそく隅に置けない次男です(え)。手紙・・・なんとなく3重に切ない気がします(フレジェイとセダズーシャと次男で)。次男はユーリに会えるのか・・・。
・キーナン再登場、と同時に次男いきなりマジギレ。そして、さすが次男。とっさに微妙に真実な嘘も出ます。
・次男パートのいきなりのヴォルフへの愛はナナカマドを喜ばせる以上にびびらせました。
・ヴォルフを殺しかけた(という普通なら死んでた)ことと陛下にも当たりかけたことに、キーナンを殺すんじゃないかという勢いの次男。それに対してキーナンは冷静ですね、しかし外すはずがないとはたいした自信です。でも、サラを撃つはずだったというキーナンの言葉はちょっとだけ次男の心境をよくしたりして。
・戦争で死んでしまった家族の遺体。それがキーナンの目的だったとは・・・確かに「地の果て」の時も囚人たちに紛れてましたしね。しかし、キーナンはコンラッドの腕を引き替えに何を得たのでしょうか。まさか、地の果ての実験場送りだけなら割りあわねえ・・・あ、でも反乱には参戦しているか(あれはサラの策略とは気づいていなかったのか・・・ナナカマドはマキシーンはサラの命令でやったと思っているんですがね、マキシーンを牢獄からマチョが連れて行ったときの反応からすると。今はお父様命なだけで)。
・戦争は、死んでしまったものに残されたものの心は終わっていない、それはキーナンの心か、次男の心か。
・そして、新しい伏線をまた作ってくれましたよ、この男は。次男は何を捜しているのか、いつからなのか。失踪前後に何かしらの状況に変化があったのか、だから急にいなくなったのか。謎はまた考察にでも書こう・・・ほとんど分からないけど。
・あくまで許す気のない次男、それ以上に捨て皆キーナンの方がなんか余裕がある気もする。そして、ダルコの巨大監獄の謎が判明。こんな国、実は実際にどっかにありそうにも思う(南米のどっかには拷問専用のアメリカの訓練学校があるし、監獄国家がないとは言えない気もする)。
・次男・・・ダルコ、いくよね?でもこの状況じゃいく理由ないような・・・キーナンが気になって、とか?
2009/03/17